5月28日の大雨とは打って変わって、翌29日は晴天が広がりました。
ブドウ“藤稔”や“雄宝”の花がほぼ満開となり、果樹専攻の5名が、午前中に1回目のジベレリン処理を行いました。主な目的は無核化(種なし)です。
満開とは、ブドウの果房の個々の花が上から下まですべて咲き切った状態のことを指します。学生は、ひとつひとつの房の開花状況を見極めながら、種が残らないように、しっかりと房の一番上までジベレリン液を浸けることを意識しました。また果実にジベレリン液が残ると、日焼けを起こしてしまうので、水滴を残さないように、処理後に軸をもって房を揺らし、水滴を落とすことを心がけました。
爽やかな天気で、絶好のジベレリン処理日和となり、みんなの作業がはかどりました。
(S.I)