8月14日、野菜専攻のV5ハウス前の畑に土壌消毒剤「バスアミド」を散布しました。
主な目的は、玉ねぎのべと病対策です。加えて、雑草やセンチュウなどの防除にも効果があり、粒剤タイプのため散布が簡単という優れものです。

今回は2畝分の散布を行いましたが、手順が少し複雑だったため、準備に時間がかかりました。安全対策として、上着・ゴム手袋・保護グラスを着用し、レーキ・被覆用シート・重り棒を用意。面積から使用量を計算したうえで、いざ作業開始です。この作業はスピードが命。というのも、前日に雨が降っていたため、土壌にすでに水分が含まれていたのです。通常は「粒剤を散布 → 水をかけてガス発生 → 被覆してガスを閉じ込める」という流れですが、今回は水分がすでにある状態だったため、迅速な対応が求められました。
粒剤を均一に散布し、レーキで土とよく混和。その後、素早くシートで被覆し、重りを乗せてしっかり密閉。無事に作業を終えることができました。
作業前は不安もありましたが、終わってみれば「事前の段取りがすべて」という教訓を得ることができた、非常に実りある実習となりました。
1年 野菜専攻 (H.H)