果樹専攻1年生4名が、5月9日の「果樹栽培各論I」の講義でクリの接ぎ木に挑戦しました。
果樹の苗木生産においては、特定の品種を確実に増やすために栄養繁殖を行い、ほとんどの品目で「接ぎ木」を行います。
切り出しナイフを使って、穂木の下部を斜めに、できるだけまっすぐ滑らかに削ぐのが難しく、限られた時間の中で何度も練習を重ねました。その後、穂木と台木の形成層がぴったり合うように調整し、ズレないように接ぎ木テープでしっかり巻きました。
そして、6月18日現在、4人全員の接ぎ木が無事に活着し、萌芽・展葉を確認できました。今後の生育が楽しみです。
1年 果樹専攻 (S.K)