7月10日(木)、2年生農産園芸課程は講義「育種Ⅰ」の中で、米の食味官能調査を体験しました。
講義「育種Ⅰ」は、農林水産技術センターの篠木佑主任研究員から育種の基礎について教えていただいています。篠木研究員は今年産から一般に流通する、兵庫県が育成した水稲の新品種である「コ・ノ・ホ・シ」の生みの親です。
今回は篠木研究員にご指導いただき、「コ・ノ・ホ・シ」に「キヌヒカリ」「ゆめぴりか」「政府備蓄米」を加えた4つのお米について、名前をふせて食味を判定する「食味官能調査」を行いました。
同じ条件で炊き上げたごはんをお皿に少量ずつ盛り、順番に試食して「かおり」「ねばり」「甘み」などの項目を評価し、それぞれのごはんの品種名を推測しました。
最後にそれぞれの品種名を明かし、各自、自分の推測が当たっていたか確認しました。
4つの中で「コ・ノ・ホ・シ」が一番おいしいと感じた学生は27人中7名で、期待の新品種「コ・ノ・ホ・シ」の試食ができてよかったです。