私は9月2日から10月8日までの約40日間、減農薬の「コウノトリ育む農法」による稲作をしている、豊岡市のN農事組合法人にて研修させていただきました。
 9月12日には、色彩選別機で不稔米と玄米を選別した後、排出された玄米30kgを測定して、紙袋に詰める作業を行いました(写真1)。
10月頭からは、通販用の精米の箱詰め作業をさせて頂きました。N農事組合法人のオリジナルブランドである「六方銀米5kg入り」をお客様の注文袋数に合わせて、段ボール箱に詰めていきました。
 段ボール箱が運送途中で崩れないように、ガムテープでしっかり張るように意識しました。大事な商品なので、集中して作業するように心がけました(写真2)。
今回の派遣実習を通して減農薬、無農薬栽培の取り組みがいかに大変かが分
かりました。イネカメムシや外来雑草を防除しなければ、生育遅延や不稔米の発生、等級低下の原因に繋がります。除草剤、殺虫剤などの農薬を散布できないので、普段の管理や早期発見により、事前に対策をとることが大切だということを学びました。学んだ事を活かして今後の大学生活にも役立てたいと思います。

1年 作物専攻 (T.A)