私は卒業論文で「マイコス菌を活用した麦作の検討」に取り組んでいます。マ
イコス菌とは、主に稲作に活用されており、土壌の栄養吸収力の向上や乾燥耐性の改善、土壌の健康促進などのメリットが挙げられます。兵庫県での麦作におけるマイコス菌の活用事例が少ないため、基肥や土壌水分等の栽培条件を変えて比較することで、耐湿性の向上や土壌栄養の吸収力を強化する効果があるか検討します。
11月下旬にマイコス菌を粉衣処理し、播種しました。出芽が遅くかなり心配でしたが、12月10日には出芽して、その後順調に生育しており、1月末に追肥をしました。これからもしっかり栽培管理をします
1年 作物専攻 (Y.M)
左:マイコス菌処理区 右:慣行区