兵庫県立農業大学校は、加西市青野ヶ原台地にあり、ため池が多く点在しています。そのため、秋から冬にかけて、コウノトリがよく飛来しています。
12月になり、農大近くの別府町のため池では、水が抜かれ浅瀬になったところで、コウノトリ数羽が羽を休めており、M先生が望遠レンズで写真を撮ってくれました。コウノトリは大きく、遠方から見ても、一目瞭然です。よく見ると、個体識別するための足環がつけられています。
ときどき実習中に空を見上げると、コウノトリが優雅に大空を舞っている姿が見られ、農大生を見守っているかのようです。
コウノトリは「瑞鳥」(ずいちょう;めでたいことの起こる前兆とされる鳥)と言われています。もうすぐ新年、農大生に良いことが訪れますように。
(S.I)
別府町のため池の浅瀬で羽を休めるコウノトリ
サギやカモと比較すると、大きさが一目瞭然
足環がついている
羽を広げると2m