6月24日(月)に、果樹専攻1年生が、県立農林水産技術総合センターの実習樹で、ブドウ「藤稔」の摘粒作業を行いました。摘粒作業をしないと粒が押しあって潰れるそうです。余分な粒を取り除いて果粒数を調整することで、残した果粒の肥大を促進したり、房の形や粒ぞろいを揃えたり、裂果を防止する効果があります。
ブドウは、入学後すぐに、一人につき一本の結果母枝を与えられて、一から管理しています。最初は分からないことだらけでしたが、先生方から教わりながら作業をすると、次第にコツをつかんできて、最初と比べると少しずつ慣れてきました。まだまだ分からないことだらけなので頑張ります。
5月の開花期の頃は、実も小さく「本当にこれがブドウになるのかな?」と思いました。
それが今となっては「もう食べられるんじゃないか?」というところまで、実が成長しています。試しに、摘粒した粒を食べると、クエン酸が多く含まれているため、とても酸っぱくて、1粒で十分でした。
写真のようにブドウには専用のハサミがあります。目盛りがついていて、粒の大きさや房の長さを測ることができ、色々なことに役立ちます。私は普通科高校出身なので、こんな道具があるのは農大に入って初めて知りました。色んな驚きや気づきがあるので毎日楽しいです‪。 ブドウ1粒の直径が2.5cmくらいの大きさになりました!!!収穫が楽しみです。
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1年 果樹専攻(Y.I)